機能安全評価支援ツール
SIL達成のためのランダムハードウェア故障評価をサポート
機能安全規格のSILを達成するためには、ソフトウェアの安全性(決定論的原因故障)とハードウェアの安全性(決定論的原因故障、ランダムハードウェア故障)を達成する必要があります。本製品はこのハードウェアの安全性の評価に含まれるランダムハードウェア故障評価をサポートします。
ランダムハードウェア故障の評価には、ハードウェア構成、ハードウェアを構成する部品の各故障率、共通原因故障割合、MTTR、MRTやプルーフテスト間隔などの情報が必要となります。
ランダムハードウェア故障に対するSIL値を計算
設計したシステムが目標のSIL値を達成できない場合に、シミュレーション機能により目標達成のための改善点をシミュレーションできます。
故障率DBの登録
使用する部品の故障率、故障モードをデータベース化します。


FMEDAの実施
使用部品のデータリストよりFMEDA表を自動で作成します。
使用する部品を選択すると故障率DBより故障率や故障モードを自動で取得します。
部品毎に故障率や故障モード、故障モード割合を調べる手間を省きます。

SIL値の算出
必要なパラメータの入力が全て完了すると、PFD、PFH、SIL値をグラフで表示します。

SIL値のシミュレーション
DC、SFF、β、MTTRなどのパラメータを変更した場合、SIL値がどのように変化するかを確認することができます。
