ブログ管理人の独り言 「資格を取ることの意義」 その2
「資格を取ることの意義」に関してさらに記したくなりました。
以前の記事はこちら。
SC通信1月号に資格取得に関して下記の通り記載しております。
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筆者が資格保持者であるためか「資格を取っても仕事で役に立つの?」「取る意味があるの?」とよく質問されます。
その際に、「合格の達成感」「次へのステップ」「新しい仲間との出会い」などといった受け答えをしていました。
しかし、理論的に答えていないと常々感じていました。
そんなおり、南極探検隊で高名な西堀 榮三郎氏(※)の著書「技士道十五ケ条」という書籍に出会いました。
(とても遅い出会いでちょっと後悔しています。)
※以前のTBSドラマ「南極大陸」で俳優香川照之さんが演
じていた星野 英太郎は西堀 榮三郎氏がモデルです。
西堀 榮三郎氏は南極研究の第一人者です。
その書籍に「『知る』は『役に立つ』へのはじまり」という文言が記されていました。
科学知識の探究の必要性が述べられている箇所でその文言が述べられていますが、
資格取得にも同じなことが言えるのではないかと思いました。
資格試験とはその分野で体系化された知識を勉強し、その知識を試すものです。
(資格試験によっては知識だけでなく実践力を試されるものもあります。)
資格試験に取り組むということは、その体系化されたナレッジを得る(知る)ことにあります。
そして、その先にはその得た知識を仕事や生活に役立てることが可能になります。
本書で西堀 榮三郎氏が言うように、「ナレッジ」を「役立てる」ためには創意工夫や技術力が必要になります。
しかし、その資格試験で得られるナレッジを知らないでいたら、役立てることすらできないと思います。
資格試験以外で得る知識でも同様です。書籍、セミナーなどにも同様のエッセンスがあります。
ただ単に知識を得続けるだけでなく、それを活かすことが大事だと改めて感じました。
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弊社では、まずは知識を得てほしい、自己啓発をして欲しい、資格を仕事に活かしてほしいという思いから(たぶん)、資格取得支援制度なるものがあります。
会社で認められている資格(応用情報技術者などIT系の資格とかTOEICなど)を取得すると、受験費用と一次金がもらえて、難易度が高い資格に関しては毎月の手当てもでます。
(手当は期間限定ですが・・・)。
資格があるから仕事ができるとは限りませんが、
資格を取ったから知識が増えて仕事に活かせる可能性が増えるということです。
みんな、資格取得にチャレンジして欲しいなぁと思った次第です。
昨今の世知辛い世の中、資格取得を志向する人が増えていると聞きますしね。
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