弊社は機械を制御する組込みプログラムの開発からスタートいたしました。人が機械をコントロールする、あるいは機械の状況を逐一把握する等、人と機械の接点となるようなシステムを開発しています。各種センサーを用いて複数の機械の制御(例えば工場の設備等)も手がけています。無口な機械を話し上手に、また機械同士の会話を推進します。
実績
- カーナビゲーションシステム
- 自動車などに搭載される制御用コンピュータの組込ソフト
- 自動車などに搭載される制御用コンピュータの検査ソフト
- 研削盤用CNC制御ソフト
- PLC周辺ソフト
- ロボット検査システム
- 画像検査システム
- 各種通信ソフト
近況
この分野のプログラムは機械と関わる処理が多く、以前は機械語やC言語を採用することも多かったのですが、最近ではそういったプログラムをソフトウェア部品として用意し(コンポーネントウェア)、より開発効率に優れた言語からそれらのソフトウェア部品を利用するようなことも可能になりました。
さらに、それらの言語の動作環境でもある汎用OSを利用することで、ユーザーインターフェース等、汎用OSの優れた機能を利用することも可能になりました。
カム研削システム

従来のカム研削盤の操作を行うシステムに研削パターンの追加をしております。カム研削盤とは砥石の高速回転により、カムを削り、精密に仕上げる工作機械です。
HMI(human-machine interface)側で、加工データの入力を行い、通信でNC(Numerical Control)側に指示することで、カムの研削が行われます。人が直接操作するHMI側を担当していますので、操作性はもちろん、入力データの演算結果やグラフの表示など、不具合の内容、テストに多くの時間を割いてあらゆる角度からチェックしています。
開発に携わった当初は「HMI?NC?」といった感じでしたが、プロジェクトリーダーに指導をいただき、開発を終えるとこまできました。新しい分野でも理解するまでしっかりと面倒を見ていただける人が周りに多くいますので、臆することなく仕事の幅を広げていきたいと思っています。